LVM、スナップショットなど
Linux LPIC編。(第4章 高度なストレージ管理)
ストレージの章、RAIDの次はいくらか馴染みのあるLVM。過去に結構記事を書いて
おり、ここで重複させることはないかなぁと思うので、気になる点のみメモ。
LVM
注意したいのが、pvcreateは文学通りPV(物理ボリューム)の作成と考えてよいけれど、
「デバイスを物理ボリュームとして初期化する」という言い方をすることですね。
馴染みの薄いコマンドに、VGからPVを削除するvgreduceってのがあったのでメモ。
vgreduceはVGからPVの削除であって、vgremoveはVGの削除であることに注意、かな。
(ちなみにlvreduceはPEの削除、lvremoveはLVの削除、となる)
逆にVG拡張つまりPVを追加する、ならvgextendですね。
LV拡張時の注意点は、lvextendコマンド実行の後、ファイルシステムを拡張するコマンド
resize2fs(ext2/ext3)も実行しないといけないこと。
このあたりは以前の投稿LV拡張時のコマンド e2fsadmに。ちなみにファイルシステム
拡張コマンドは、ReiserFSはresize_reiserfs、XFSはxfs_growfsとなる。
過去LVM関連の投稿
LVMをまとめてみようと思いついた
pvs,pvdisplayで物理ボリュームの確認
vgs,vgdisplayでボリュームグループの確認
lvs,lvdisplayで論理ボリュームの確認
usage of vgdisplay
Linux:LVM拡張手順のメモ-前半
Linux:LVM拡張手順のメモ-後半
スナップショット
スナップショットの作成について。
スナップショットはまさに、「ある瞬間の論理ボリュームの状態の記録」のこと。
スナップショットを利用すると、ファイルシステムをアンマウントせずにバックアップを
実施できる。スナップショットの仕組みというか仕様は複雑なので、ここでは詳しく
述べないでおく。(試験でそこまで問われることはないだろうし、、)
スナップショットはlvcreateコマンドで作成できる。
以下、-sオプションを使用してスナップショットを作成するコマンド例。
論理ボリューム/dev/vg_test/lvol01のスナップショットを、snap01という名前で作成。
サイズは論理ボリュームの10〜20%くらいが目安、とのこと。
# lvcreate -s -L 100M -n snap01 /dev/vg_test/lvol01
スナップショットを作成した瞬間の論理ボリューム(/dev/vg_test/lvol01)は、以下コマンド
でバックアップできる。
ダンプレベル0でバックアップ先にSCSIテープドライブを指定している。
# dump 0uf /dev/st0 /dev/vg_test/snap01
次回はhdparmコマンドについて。
追記 ※試験範囲外
作成したスナップショットは放置しておくとどんどん領域が増えていってしまう。
実運用上においては、スナップショットボリュームを何らかの形でバックアップとして
保管後に削除する流れになると思われる。
また、スナップショットは瞬時に作成される。データベース領域のバックアップ
を取得したい時は、「更新処理を一時ストップ」してからスナップショットを取得すれば、
サービスを停止せずにすむ。
スナップショットはLVMの機能だけでなく、ストレージのサービスとして用意されて
いることもある。覚えておくと、いいかも。
出典
Linux教科書LPICレベル2(翔泳社)
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