RAID構築用コマンド mdadm
Linux LPIC編。(第4章 高度なストレージ管理)
ストレージ管理の章は、RAIDから始まる。RAIDの概念や名RAIDレベルの内容については
割愛。でもソフトウェアRAIDとハードウェアRAID、パリティ情報、くらいは押さえて
おこう・・・(実はRAIDはよく知らない)。
それと、レベルごとの「ディスクの総容量と利用可能なサイズ」の相関あたりは頭に
入れておいたほうがいいみたいだ。スペアディスクの有り・無しでも必要なディスク容量が
変わってくるので、問題の質問文には注意かも。。
で、RAID構築の話から。
RAIDアレイの作成や制御に使われるのがmdadmコマンド。
書式
mdadm [オプション] [デバイス名]
mdadmコマンドには以下の3つのモードがある。
オプションでモードを指定するが、省略可能な場合もある。
CREATEモード RAIDアレイを作成する
MANAGEモード RAIDアレイにおけるデバイスの追加や削除など
MISCモード 情報を表示させたり、その他いろいろ
(manには”everything else” modeって書いてあるし)
CREATEモードオプション
-C, --create RAIDアレイを作成。RAIDデバイス名を指定する -c KB単位でチャンクサイズを指定 -a 必要な場合にデバイスファイルを自動的に作成する -l (--level) レベルを指定 -n (--raid-devices) アクティブな構成デバイス数を指定 -x (--spare-devices) スペアデバイス数を指定
MANAGEモードオプション
--manage MANAGEモードとする -a (--add) 構成デバイスを追加 -r (--remove) 構成デバイスを削除 -f (--fail) 構成デバイスに不良マークをつける
MISCモードオプション
--misc MISCモードとする -Q (--query) RAIDの状態を表示 -D (--detail) RAIDの詳細情報を表示 -E (--examine) 構成デバイスの状態を表示 --readonly 読み取り専用にする --readwrte 書き込み可能にする --stop RAIDアレイを停止 --stop --scan すべてのRAIDアレイを停止
RAIDアレイ作成時のコマンド例。RAIDレベルを1、アクティブなデバイスを2、スペアを1で指定。
# mdadm -C /dev/md0 -l 1 -n 2 -x 1 /dev/sda1 /dev/sdb1 /dev/sda2
MANAGEモードで障害を起こしたデバイスに -f オプションで不良フラグをつけると、
自動的に予備デバイスに切り替わるらしい。
デバイス追加や削除の構文も全く同じで、分かりやすい。
# mdadm – -manage /dev/md0 -f /dev/sda1
メモ
RAIDを構成するパーティション作成時のパーティションタイプは fd となる。
ソフトウェアRAIDのデバイス名は、/dev/mdN(Nは0以上の数値)となる。
※ハードウェアRAIDのデバイス名は、SCSI接続であれば/dev/sdaのように
通常のSCSIデバイスとして表される。
RAIDアレイの状態は/proc/mdstatファイルで確認できる。
mdadmの設定ファイルは /etc/mdadm/mdadm.conf
次回はLVMやスナップショットについて。
出典
Linux教科書LPICレベル2(翔泳社)
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