システム起動時のトラブルシューティング

11月 20, 2009

Linux LPIC編。(第14 章 トラブルシューティング)

なんと最終章。よくぞここまで。。しかしゴールにはまだ至っていない。
気合いを入れて、第14 章はシステム起動時の問題解決から入る。

まずはブートローダー。先にLILO。

LILOのトラブルシューティング
LILO起動時に表示されたメッセージによって原因を探る。
以下、エラー別に。

01 01…
BIOSが古く大容量ディスクに対応していない、などのためルートパーティション
にアクセスできない。

L [エラーコード]
第一段階のブートローダー読み込みは完了したが、第二段階のブートローダーの読み
込みに失敗。ブートメディアの異常、ディスクのジオメトリ不一致などが原因。
エラーコードは以下のようなものがある。

LILOディスクエラーコード
0×00 内部エラー(ファイルの破損など)
0×03 ディスクが書込み保護されている
0×04 セクタが見つからない
0×07 BIOSがディスクコントローラの初期化に失敗


LI
第二段階のブートローダー読み込みは完了したが、実行に失敗。
ディスクのジオメトリ不一致や、必要な際に/sbin/liloを実行しなかった、などが原因。

LIL
第二段階のブートローダーは正常に実行されたものの、マップファイルからの情報取得
に失敗。ブートメディアの異常や、ディスクのジオメトリ不一致が原因。
※「マップファイルからの情報」というのは、ディスクリプタテーブル、だそうだ。
なんだかさっぱり。。。

LIL?
第二段階のブートローダーは正常に実行されたものの、不正なアドレスに読み込まれて
しまったときに表示。
ディスクのジオメトリ不一致や、必要な際に/sbin/liloを実行しなかったなどが原因。
教科書には詳細や回避の方法も書かれているのだが、深追いしないでおくw
他にも、LIL- は記述テーブルの破損。LILOは正常に起動、というステータス。

GRUBのトラブルシューティング
GRUBの場合はエラー発生時にはエラー番号とメッセージが表示される。
対話型インターフェースのGRUBシェルがあるので、対処しやすいかも?

Invalid device requested
デバイスの指定(”hd0,0″など)に誤りがあった場合に表示。
MBRにGRUBを手動でインストールするため、GRUBシェルで以下のように対処。
setupでGRUBを指定した場所にインストールする。

grub> root (hd0,0)
grub> setup (hd0)


File not found
カーネルイメージファイルが見つからない、など指定されたファイルが発見できない場合に表示。
設定ファイルを見直してみる。

Cannot mount selected partition
パーティションは存在するものの、GRUBがファイルシステムの種類を理解できない
場合に表示。menu.lst内のroot(x,y)という設定が正しいか見直してみる。
GRUBの再インストールで修復できる場合も。

最後に起動メッセージの確認にはおなじみのdmesg。
-cでリングバッファの内容を表示後に消去、-nでコンソールに出力されるメッセージ
を数値で指定、-s リングバッファの問合せに用いるバッファサイズを指定、
などのオプションがある。使ったことないけど。

次回は/proc以下つまりデバイス関連の確認、ログファイルの確認、
プログラムとライブラリの診断、辺りをまとめてみる。

出典
Linux教科書LPICレベル2(翔泳社)


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