/etc/inittabの書式とアクション指示子
Linux LPIC編。(第2章 システムの起動)
カーネルによって最初に実行されるプロセス、initが参照する設定ファイルが/etc/inittab。
レベル1でも登場したはずだが、ここでまたおさらい。
書式は左から順に、以下を記述する。
書式
1.エントリを識別するための、1〜4文字のIDを指定
2.処理を行うランレベルを指定
3.どのようなタイミングで処理をおこなうかを指示するアクション指示子
4.initが実行するプロセス、処理内容を指定
アクション指示子についてもメモしておく。
アクション指示子
boot システム起動時に実行。プロセスの終了を待たずに次の処理を行う
bootwait システム起動時に実行。プロセスが終了するまで次の処理を行わない
once
指定のランレベルになった時一度だけ実行。プロセスの終了を待たずに次の処理を行う
wait
指定のランレベルになった時一度だけ実行。プロセスが終了するまで次の処理を行わない
ctrlaltdel Ctrl + Atl + Deleteキー同時押下時に実行
initdefault デフォルトのランレベルを指定する
respawn 指定したプロセスが終了したら再起動させる
sysinit システム起動時に、boot、bootwait より先に実行される
特に馴染み深いのは”initdefault”じゃないでしょうか。
id:3:initdefault:
あと以下の”ctrlaltdel”は、普通コメントアウトしておくんじゃないかな。
ランレベルの指定がないので「ca::」となっていることにも注意。
ca::ctrlaltdel:/sbin/shutdown -t3 -r now
メモ
/etc/inittabを編集後ただちに反映させるには、telinit qもしくは
init qコマンドを実行する。
initプロセスの代わりに他のプログラムで起動したい場合は、起動プロンプト時
に「カーネルイメージ名 init=初期プログラムのパス」のように指定する。
例:linux init=/bin/bash
次回は起動スクリプトとランレベルについて。
出典
Linux教科書LPICレベル2(翔泳社)
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