Apacheあれこれ SSLなど

11月 18, 2009

Linux LPIC編。(第9章 Webサーバとプロキシサーバ)
Apacheあれこれの続きを。バーチャルホスト(仮想ホスト)やSSLなど。

Apacheのバーチャルホスト機能を使うと、一台のサーバで複数のWebサイト運用が
可能になる。バーチャルホストには名前ベースとIPアドレスベースの2種類がある。
IPアドレスベースではバーチャルホストごとにIPアドレスが必要になるため、名前ベース
の運用の方が多いと思われる。

名前ベースのバーチャルホスト
1台のサーバに1つのIPアドレス&複数のドメイン名を設定。
httpd.confではNameVirtualHostディレクティブでリクエストを受け付ける
IPアドレスを指定し、VirtualHostディレクティブで名バーチャルホストごと
の設定を記述する。


NameVirtualHost 192.168.100.10

<VirtualHost 192.168.100.10>
  ServerName calcio.net
  DocumentRoot /var/www/calcio.net/html
  ErrorLog logs/calcio.net-error_log
  CustomLog logs/calcio.net_access_log common
   :
   :
</VirtualHost>



VirtualHostディレクティブのコンテナは、バーチャルホストの台数分となる。
名前ベースのバーチャルホストは、DNS側の設定で別々の名前が同じIPアドレスを返す
よう設定しておく必要がある。

IPベースのバーチャルホスト
1台のサーバに複数のIPアドレス&複数のドメイン名を設定する。
NameVirtualHostではなく、Listenディレクティブで、IPアドレスの記述を台数分記述。


Listen 192.168.100.1:80
Listen 192.168.100.2:80
 :
 :

やはり台数分のVirtualHostディレクティブに、名バーチャルホストごとの設定をしていく。


次にSSLとサーバ証明書の導入手順について。
SSL(Secure Socket Layer)は、公開鍵暗号を使用した認証方式でセキュリティを確保する。
Apacheではmod_sslモジュールを利用してSSLに対応。
以下はサーバ証明書(サイト証明書)を認証局から入手する流れ

1. 公開鍵と暗号鍵、証明書発行要求書(CSR)を作成する
※opensslコマンドで作成

2.作成した公開鍵やCSRを、必要書類や手数料などと共に認証局(CA)へ送付

3.CAが証明書を発行のうえ返送する。
※この証明書により、WebサーバがWebブラウザに対して
 サイトの身元を明らかにする

4.返送された証明書をWebサーバにインストールする


サーバ証明書や秘密鍵をサーバの適切なディレクトリに配置したら(パーミッションを
設定したりとか、いろいろあるはずけど教科書にも書いてないし、省略)、
httpd.confの設定を。

LoadModuleディレクティブで/mod_ssl.soを指定し、Listenディレクティブを443に。
SSlCertificateFileでサーバ証明書ファイル名を、SSlCertificateKeyFileでサーバ秘密鍵
ファイル名を指定。

関連ファイル名も一応。
拡張子が「.key」がサーバ秘密鍵、「.csr」は証明書発行要求書、「.crt」はサーバ証明書。

とりあえずこれくらい押さえておけばいいかな。
最後に、Webサーバの監視に使えるmod_statusとmod_infoについて。

mod_statusモジュールの利用でサーバの稼働状況を、mod_infoモジュールでサーバの
設定にかんする情報をWebブラウザに表示させることができる。
やはりhttpd.confのLoadModuleでロードして、SetHandlerディレクティブでserver-status
などと指定する。

次回は第9章最後、プロキシサーバについて。

出典
Linux教科書LPICレベル2(翔泳社)


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